空き家のトータルコンサルタント
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2018.02.13「ゾンビ施設」増殖対策
空き家になるのは住宅ばかりではないようです。
地方の市町村は年間500校にもなる廃校対策や、市町村の合併による不要になった庁舎なども増えて対応策ができないまま「ゾンビ施設」化しているケースが多いようだ。
東洋経済の記事では現在使われていない静岡県沼津市の少年自然の家の活用を民間企業に再生活用を託し、INN THE PARKが話題になっている。
ホリエモンが紹介記事にて「これ最高」とツイートし、話題になった。
もともとは林間学校として40年以上も使われてきたが、近隣市町にも似たような新施設が出来た事等により、徐々に利用が減り 使われなくなった。
市は2年前に再生案を公募し、オープン・エースタッフが選考され再生がはじまった。
その結果、既存棟と森の中に作ったテントエリアを宿泊施設として営業を開始。芝生の上にカフェやバーなどを作る計画もあり、順調にスタートしたようだ。
パーティー会場として使えないか等の問い合わせもあり、陶芸や木工・染色ができる設備がそろっており、その活用も期待されそうだ。
ゾンビ公共施設の再生は民間企業を公募し、運用を任せたほうがうまく行くようだ。